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ハムスターと歩む人生は 薔薇色 瑠璃色 きなこ色


by hamstershouse
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老いを支えつつ 老いから支えられつつ

2歳半になったもちら。

食が細くなり、すこしずつ老ハムっぽい顔つき、体つきになってきましたが、それでも本ハムは彼女なりに、ゆっくりと楽しそうに生活しています。

一時期すとんと体重が落ち、びっくりしたこともあったのですが、温度・食事・住居の工夫の甲斐あってか、なんとか持ち直しました。

わたしは毎日のお世話の中で、もちらの微妙な表情を見ているだけで、1g単位の体重の推移が想像できるようにもなってきました。

「今日は元気ないなぁ。27gくらいかな」とか、「顔がふっくらしてるから30gあるかな」っていうのが、計らなくてもなんとなくわかるのです。もちろん体重測定は毎日していて、わたしの予想はだいたい当たるのです。

人間がハムスターにしてあげられるお世話って、そうたくさんはありません。でも、「なんとかしてあげたい」という思いは観察眼をやしなってくれますし、アイディアをうみだしてくれる元となってくれるものですね。

老いを支えつつ 老いから支えられつつ_b0016983_17564076.jpg
今日の画像は、少食ながらも、お食事をたのしみにしているもちらばあさまです。食欲がないときには、どうしてもおなじものを与えると飽きがちになりますので、食いつき加減をみながら、幅広くいろんなものを与えるようにしています。

わが家に住んでいる犬は、ハムスターのおこぼれのおかげで食生活が普段よりも豊かになって喜んでいるようです。たとえばサツマイモを蒸しても、ハムスターが食べる量なんてほんのちょっぴりですからね、残りは犬とわたしたち人間で仲良くいただいている、というわけです。

食へのこだわりが人一倍(というか犬一倍というか)強いうちの犬は、手がかかってるごはんに満足しているときには、「おいしかったよ~!」ってちゃんと報告に来るので面白いです。

もちらの老いを認識しなければならないこと自体は寂しいけれど、もちらのためのご飯の工夫はわが家の食卓全体を潤しているという良い面もあるのです。

犬は因果関係を認識していないにせよ、うちの犬がもちらの生の恩恵にあずかっているのは間違いない事実なのです。うちの犬はもちらと逢ったことはありませんけれど、知れば感謝でお礼の気持ちを示すことでしょう、きっと。
by hamstershouse | 2007-02-11 18:19 | もちら